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i・PLACE 便り43「今年の漢字「省」」を公開しました

2025.12.23

12月22日は「冬至(とうじ)」です。一年で最も昼が短く夜が長い頃です。関東では日の出6時47分、日の入16時32分頃で昼の長さは約9時間45分だそうです。この日から6月の夏至に向けて徐々に日が伸びていくことから、中国では「一陽来復 (いちようらいふく)」と呼び、太陽が復活する日(=一年の始まり)と考えられてきたそうです。

年末恒例の京都清水寺で発表される今年の漢字は「熊」でした。

当社代表の三村が個人的に選んだ漢字は「省」(省みる、省く)です。

1年間たくさんの本を読んで、1番心に響いた漢字がこの「省」と言う文字だそうです。

省(かえり)みるとは、自分自身を振り返り、少しでもより良い状態(well-being)に近づけていくという事。

省(はぶ)くとは、価値の低い行為や仕事を極力減らしていくとう事。

論語は、Well-Beingの指南者として価値基準を示してくれ、「省」と言う行為をサポートしてくれます。

論語の冒頭句

「子曰く、学びて時に之を習う。亦説(よろこ)ばしからずや。

 朋有り(ともあり)、遠方より来る。亦楽しからずや。

 人知らずして慍(いきど)おらず、亦君子ならずや」

先生(孔子)がおっしゃいました。

人としてのあり方を学び実践し、日々成長する事はなんと喜ばしいことか。

共に学んだ友と久しぶりに再会し、語り合うことは、なんと楽しいことか。

周囲の人が、自分を評価しないからと言って憤慨しない、

 それは立派な人格者と言えるのではなかろうか。

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